大工に相談FAQ

リフォームや施工をご検討中のお客様から、よくいただくご質問をまとめました。

初めてのご依頼では「費用は?」「工期は?」「どんな職人さんが来るの?」など、不安も多いもの。
こちらのFAQをご覧いただき、ご不明点やご不安が少しでも解消されれば幸いです。
それでも解決しないことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

外壁・屋根

雨漏りなどの修繕には対応できますか?

雨漏りなどの修繕には通常、屋根の補修や防水加工を含む施工が対応可能です。具体的には、雨漏りの原因となる屋根材や防水シートの交換、劣化箇所の補修などを行います。現地調査を行い、問題の箇所を特定した上で最適な修繕方法をご提案します。

屋根材を変えると耐震性が上がるというのは本当ですか?

屋根材を変えることで耐震性が上がるというのは一部正しいです。

特に古い屋根材から軽量の屋根材に変更することで、建物全体の重心が下がり、地震時の揺れを軽減しやすくなるため、耐震性が向上することがあります。ただし、耐震性は屋根材だけでなく、建物全体の構造や基礎の状態も影響するため、包括的な耐震診断をおすすめします。

外壁塗装は対応できますか?

外壁塗装にも対応可能です。外壁の塗装は、建物の美観を保つだけでなく、防水性や耐久性を高めるために重要です。塗料の種類や色、仕上がりについてもご要望に応じてご提案いたします。

トイレ

工事中のトイレはどうすればよいですか?

現場状況によって、仮設トイレの設置もご提案いたします。
ただし、便器の交換だけですと短時間で終了できることが多いため、仮設トイレの必要が無い場合が多いです。施主様の負担を減らすようトイレや水廻りの工事は、手早く終えるよう努めます。

便器と床の接着面が濡れているのは水漏れでしょうか?

濡れている水をよく観察してください。綺麗な水であれば便器の結露の可能性があります。汚水であれば排水部からの水漏れが原因かもしれませんので、お早めにご相談ください。

便器の取り換えポイントは?

取替する際におすすめなのが洗浄暖房便座で、節水・節電・脱臭・部屋暖房機能や、タンクがなくすっきりしたデザインのタンクレス便器、清掃性を考慮した汚れがつきにくく落ちやすい素材のものです。
サイズも種類もメーカーによりいろいろありますので、お客様がご希望される機能、デザイン、予算に応じてご提案させてください。

手すりなどの取り付けは可能ですか?

壁などに下地が入っていない場合、下地の施工が必要です。
下地が入っている場合は後からの取付けも可能です。
トイレリフォームの際に壁のクロスの貼替えも行なう場合は、下地が入っているかを確認しておきましょう。
後々、手すりを取り付ける予定の方は、ご相談いただければ下地を入れるなどの対処をすることもできますのでお申し付け下さい。

工事中は他のところも水が出なくなりますか?

便器取外し時と接続時、水道管を触るときに一時的に水道を止めさせていただく場合があります。その際、止める時と再開時にはお声掛け致しますので、ご協力をお願い致します。

和式から洋式に変えたいです。

洋式便器を取り付けるにあたっては排水管の位置なども考慮する必要があり、現状の床や便器を全て撤去してつくり直します。
洗浄暖房便座を取り付けされたい時は電源(コンセント)が必要になります。

キッチン

どこまで片付けておく必要がある?

解体するキッチンの中はもちろんのこと、食器棚の移動が必要な工事の場合は、工事中に使う食器以外は片付けていただいています。
片付けが大変な場合は、一緒にお手伝いしますので、ご相談ください。

システムキッチンの高さがあってなくて使いにくい。高さを選ぶことはできる?

標準的なワークトップの高さは85cmですが、前後5センチまで調整できます。オーダーキッチンですと、ワークトップの位置や棚の位置など、すべてお客様に合わせて作ることもできます。
使いやすい高さの目安は、身長の1/2プラス5cmといわれています。お客様が使いやすいキッチンを見つけるお手伝いをさせてください!

キッチンの水栓などからの水漏れが・・・

水栓パッキンなどの摩耗がおそらく原因かと思われます。
単水栓の場合は、パッキンの取替えで簡単に直りますが、シングルレバー、混合水栓の場合は部品が複雑なため修理が必要です。ご連絡頂ければ取り替えさせて頂きます。

お風呂

給湯器は今のままでも問題ありませんか?

給湯器には、自然循環式(浴槽の中に穴が2個あいているタイプ)と、強制循環式(浴槽の中に穴が1個しかあいていないタイプ)の2種類があります。
ユニットバスには、強制循環式のものしか使えません。自然循環式のものでしたら、交換する必要があります。
しかし、自然循環式を変換部材で強制循環(1つ穴)にすることも可能ですので自然循環式の給湯器を変えたばかりの方もご安心下さい。
どっちのタイプかわからない!という方もお気軽にご相談ください。

お風呂のドアを引き戸にできますか?

0.75坪の浴室だとできません。1坪以上の浴室であれば条件が合えば可能です。
使い勝手なども含めてご提案させて頂きますのでご安心ください。

今より浴室を広くすることはできますか?

もちろん可能です。
洗面脱衣所側に浴室を大きく取り込む形と、外部に出す形があります。
外部に出す形であれば増築が伴いますが、メーカーによっては大きな増築をすることなく、ユニットバス本体が外壁になるものもあります。まずはご相談ください。

窓の位置を変えることはできますか?

基本的には、現在の窓にあわせてユニットバスを組み立てます。
「どうしても窓の高さを変えたい」や「もっと保温性のよい窓にしたい」など、窓を変更する場合は、外壁の補修などの工事も発生しますので、予算が別途必要になってきます。

水はけのよい床はどんな効果がありますか?

水はけがいい床には、すべりにくい・(水はけがいいので)汚れが付きにくい・カビが発生しにくいといったメリットがあります。タイルの目地にできるカビにお悩みの方には特におすすめです。

冬場のお風呂が寒いです。リフォームで暖かくすることはできますか?

ユニットバスにすることで、暖かくすることができます。
ユニットバスは、外気をショットアウトするので、建物本体との間に空気層ができ、暖かくなります。他にもユニット暖房を設置するなどの手段もご提案させていただきます。

内装

マンションなのですが、防音工事はできる?

窓に内窓を付けて二重サッシや、防音・断熱サッシに取替える方法があります。
壁は、ボードを二重貼りにし、二重壁を作って中空層を設けたり、遮音シートを使ったり、グラスウールを入れたり等の方法があります。
床の場合は、下地を二重床や、防音フローリングを用います。
ただ、実際にお住まいを確認しないと確かなことは言えませんので、まずはお気軽にお問い合わせください。

マンションなのですが、ベランダ部分をウッドデッキにできますか?

はい可能です。
ただ、ベランダは共有部分になっていることが多いため、取り外し可能なウッドデッキを設置する方法があります。実際に確認させていただき、ご提案させてください。

ペットを飼っているのですが、おススメのフローリングはありますか?

一般的なフローリングは滑りやすく室内犬が足を滑らせて関節を悪くする原因なるので、滑りにくいペット用フローリングを採用することもあります。ペット用フローリングはアンモニアやキズにも強いため一般的なフローリングに比べて傷みも軽減されます。

手すりを取り付けるのには壁の補強が必要ですか?

手すりにかかる荷重は、その人の体重の約3倍と言われ、壁を補強しないと手すりは取付けられません。
また、手すりは、伝い歩きをするところでは横型。立ち上がる動作を支える所では縦型、L型は横の部分をつかんで体を安定させ、立ち上がる時は縦の部分で体を支える、という特徴に応じ、場所に応じた取り付けが必要です。

暖房を付けても寒い・・・暖房効果が上がる対処法はありますか?

寒さの原因は幾つかありますが、多くが窓からの冷気が侵入して部屋を冷やしている事が考えられます。
古い戸建住宅は、アルミ枠に1枚ガラスが入っているだけという家も少なくありません。対処として冷気を遮断するように窓ガラスの取り替えをオススメします。
しかし、窓ガラスだけを交換しても問題が解決するとは限りません。窓ガラスのサッシがアルミ製の場合、アルミは熱伝導率が高くガラスだけを変えてもアルミ枠の部分からひんやりとした冷気が入ってきてしまいます。またアルミ枠に結露が発生し最悪、構造部分にダメージがかかる事があります。ですので、サッシ選びの際は枠の確認なども必要です。

床の不陸や傾き、ぶかつき(床の腐れ)は直せますか?

床の不陸や傾きについては、床を張替える時に下地(根太)などを同時につくり直せばある程度直りますが、床材と各部の取合いを調整しなくてはいけないため、完全に直せないときもあります。ぶかつき(床の腐れ)は床の張り替えや、床材の下地から作り直すことで直ります。

お見積り・ご契約について

お見積りは無料ですか?

見積もりは全て無料です。もちろん、簡易設計・プランニングも無料です。
ただし、建築許可がいるような大規模な改修工事や新築工事など、詳細な設計書の作成が必要な場合は別途設計料が発生いたします。まずはご要望をお聞かせください。

キッチンの改装やお風呂の入れ替え、和室を洋室に変更するなどの小さなリフォーム工事の場合や、お部屋の形を替えない工事、増築のない工事については、ほとんどの場合無料でご提案できます。
見積もり費用として費用を請求することはありませんのでご安心ください。

建物の図面がないのですが、お見積りは可能でしょうか?

可能です。建築された当時の図面の有無に関わらず、現場調査をさせていただき、実測して図面を作成いたします。

工事途中で追加費用が必要になることはありますか?

リフォーム工事は、着工後に事前には確認できない部分等の状況(床を剝がしたら腐っていたなど)により、施工内容や工事金額、工期等に予想できない変更が生じる場合があります。事前の現場調査を入念に行い、工事途中の追加費用がかからないように努力しております。

現場調査の時は、家の中全てを調査するのですか?

工事に必要な部分のみを調査させていただきます。

現場調査のときは部屋を片付けておいた方が良いですか?

片付けは不要です。現場調査では、物の多さや配置など、お客様の普段お過ごしの状態を確認させて頂くことも目的のひとつです。片付けは気にせず普段通りで大丈夫です。

平日の日中以外でお打ち合わせする事は可能ですか?

平日夜、土日、祝日の打合せも可能です。お電話やメールでお話を進めさせていただくことも可能です。お客様のご都合のよい日時をご相談ください。

大手ハウスメーカーの家に住んでいますが対応は可能ですか?

一部特定のハウスメーカーさんしか取り扱えない建材などもありますが、大抵のリフォームの場合は問題なく工事させていただいています。

中古物件を探していますが、物件を決める前から相談は可能ですか?

中古物件の思わぬ落とし穴として言われるのが、ご購入後に予想外の修繕費が掛かってしまい、負担が増えることです。ご購入前にリフォーム費用を確かめることが優良物件を見つける秘訣です。ご一緒に内見動向なども可能ですのでお気軽にご相談ください。プロの目線でお伝えさせていただきます。

相談したことで、しつこい営業電話などはイヤなのですが大丈夫ですか?

押し売りや、無用の居座り、何度も電話を掛けるということはありません。また「予算が合わず断念」や「ほかの会社に決めた」など「言いにくいな。」と思われることでも遠慮なくお話ください。

他社でも見積もりを取りたいのですが可能ですか?

1社で決断できるお客様は、ほとんどおりません。
お客様が納得いただける会社に巡り合うまで、複数社からのお見積りを取っていただく事をおススメします。
他社見積もりなどへのアドバイスなどもプロの目線からお答えできますので、遠慮なく相談してください。
ご予算、デザイン、相談のしやすさなど、お客様が「ココで!」という会社を決め、お客様が納得したベストをじっくりと見つけることが大切です。

支払いについて

支払い方法はどのようにすればよいですか?

工事内容にもよりますが、お振り込みにて施工開始前の着手金、施工開始一定期間での中間金、引き渡し後の完了金と3回に分けてお支払いいただいております。

分割も可能ですか?

分割でのお支払いをご希望の方は、銀行にてローンのご相談をお願いします。また、当社取引銀行のご紹介もできます。

見積もりや設計もお金が掛かりますか?

見積もりは全て無料です。もちろん、簡易設計・プランニングも無料です。
ただし、建築許可がいるような大規模な改修工事や新築工事など、詳細な設計書の作成が必要な場合は別途設計料が発生いたしますので、まずはご要望をお聞かせください。
キッチンの改装やお風呂の入れ替え、和室を洋室に変更するなどの小さなリフォーム工事の場合や、お部屋の形を替えない工事、増築のない工事については、ほとんどの場合無料でご提案できます。見積もり費用として費用を請求することはありませんのでご安心ください。

決まった予算で工事をしたいのですが可能ですか?

ご希望の工事とお客様のご予算に合わせて、ご提案させていただきます。
無理なご提案はいたしませんし、無駄な工事もご提案しません。
あまりにもご予算と工事内容がかけ離れている場合を除いて、お客様のご予算内で優先順位の高い内容でベストなプランをご提案いたします。
工事にいくらかかるか検討がつかないのが当たり前なので、希望のリフォーム箇所全ての見積りを作成し、大枠を確認しながら工事箇所・内容を変更していく事も可能です。
今すぐの工事ではなく、いつか工事をするとしたら幾らくらいかかるのだろう?とお考えの方も、ぜひご相談ください。

その他

アフターサービスやメンテナンスはありますか?

工事のご依頼を頂いたお客様には定期的に状態確認のご連絡をさせていただいております。お困りのことにはすぐに対応いたしますので、小さなトラブルの場合でもどうか遠慮なくご連絡下さい。

小さな修理でも依頼可能ですか?

小さな修理やメンテナンスは末長いお付き合いをしていく上で重要な仕事と位置づけて対応させていただいています。網戸や襖の張替え、畳の表替えなど住まいに関することは何でもさせて頂いておりますので、お気軽にご相談下さい。

見積もりにある諸経費とは何ですか?

一般的には連絡費・運搬費・緊急対応費・郵便費・安全管理費などになります。
基本的に地域密着で無駄な経費を掛けないよう努めております。
中には、工事後に諸経費を請求したりする会社もあるようですが、弊社では行いません。
複数社からの見積をされている場合は「諸経費」の内容を充分にご確認ください。

リフォームか建て替えで迷っています。リフォームのメリットは何ですか?

現在お住まいの建物の良さ、思い出を残しながら、ご希望を叶えていくことがリフォームのメリットです。
建て替えの場合、自由に設計はできますが、法規に沿う必要があるため、元の家より狭くなってしまったり、建て替えそのものが困難になる場合もあります。
ご予算から考えても、リフォーム、建て替えどちらが良いかは場合によりますので、まずはご相談ください。

リフォームが必要かどうかの相談をしたいのですが可能ですか?

工事になると1,000万円を超える工事もたくさんあります。
お客様にとって、今回のリフォームにどんなメリットがあるのか、リフォームが本当に必要なのかなど、ご要望を元に様々なご提案をさせていただきます。
ご相談後、間もなくお見積りや工事そのもののご依頼をなさる方がほとんどですが、中には1年くらいじっくりと考えて再度ご連絡を下さる方もいらっしゃいます。
漠然とリフォームをお考えの方も遠慮なくご連絡下さい。
お見積りの前に「診断」や「ご提案」をさせていただき、納得いただき進めていきましょう!

後で追加料金が発生したりしないですか?

追加工事が発生しないよう時間をかけ、しっかりと現地調査を行って見積りを出します。
下地の腐り等解体しないと分からない部分も極力見積もり時に費用等お伝えします。
追加工事発生時も必ずお客様に了承を得てから工事を行いますので、請求書額を見てビックリ!という事はありませんので、ご安心ください。